近鉄ラグビー部練習見学
近鉄ラグビー部の真剣な練習を目の当たりにしたいという意味と、目標とすべき「花園ラグビー場」を肌で感じようという目的から、トップリーグに所属する近鉄ラグビー部に練習見学のお願いを申し出た。
早速、マネージャーの山際様から快諾のご連絡を頂き、さらに、時間等の条件が合えば、コーチングも可能だと伺い、部員も喜んだが、部員以上にコーチも感激した。
平成１５年５月２９日。近鉄ラグビー部・花園ラグビー場見学会は予定された。
平成１５年５月３０日に変更されました。
当日までの記録
5月21日 部員には実施要綱の第1を配布した。
5月27日 事前打ち合わせの結果、日程変更29日は30日になりました。
同志社大学ラグビー部も参加する合同練習日、練習にも参加できる可能性が出てきた。
Mａｒｋ Gｒａｈａｍコーチ
東住吉高校近く、今里筋に南向きでバスが停車しました。３時５０分。集合までまだ時間はあります。やがて、フッカーの松尾やキャプテン須美が集合場所に集まり始めました。マネージャーたちも集まり、病欠の植田と家事の山田を除いて全部員が集合しました。
バスは白いマイクロバスです。出発とともに、松村顧問からご挨拶を頂き、コーチの橋本から諸注意があり、なんとなく緊張感が漂いました。
スケジュールどおり、五十音順で１分間スピーチが始まりました。金子が筆頭です。笑いあり、好きな言葉あり、自己紹介あり、そして、アシスタントの芝田の面白いスピーチもあり、採点表に力を入れて、ちょっと車酔いの気分で、聖地「花園ラグビー場」に到着しました。
正面入り口を入ると、近鉄ラグビー部副務の與那原さんがで迎えてくださいました。
着替え終え、出席選手１１名が花園ラグビー場のバックスタンドの裏あたりに集合し、第２グラウンドへと揃って進みます。
芝生の匂いが心地よく鼻腔をくすぐりました。
第２グラウンド。コーチの橋本は一年ぶりです。昨年クラブチームで試合して以来です。やはり聖地。なんとも言えない澄み切った神聖な空気を感じました。（橋本コーチ談）
グラウンドにはMａｒｋ Gｒａｈａｍコーチと通訳の方が既にスタンバイされていて、我々を迎えてくださいました。東住吉高校の英語アシスタントティーチャーマイケル先生も助っ人参加です。
挨拶をして、まず１０人制のコンビネーションプレーを披露しました。
「Ｇｏｏｄ！」とはいうものの、基本のプレーを見ましょうとなって、サイドステップでのディフェンスくぐりや５ｍグリッドでの練習などをGｒａｈａｍコーチの指導のもとで行いました。
常に競争させて練習するとか、ペナルティーが付くなど、様々な工夫が見られます。
そして、とにかく誉める。「Ｇｏｏｄ」が連発です。
Mａｒｋ Gｒａｈａｍコーチの指導を受ける東住吉高校ラグビー部
近鉄チーム、同志社チームも練習開始です。Gｒａｈａｍコーチは当然、両チームのコーチングの時間ですから、我々への指導は終了です。
全員でお礼を述べて終わりました。
トップリーグの皆さんと同じフィールドを走る部員達
ナイターに照らされた花園ラグビー場で、練習は続きます。
やがて、近鉄チームはコンビネーションプレーへと進んだ段階で、我々は更衣して、岡本コーチや山際主務、與那原副務の皆様にお礼を述べて、バスに乗り、東住吉高校へと帰路に着きました。
神妙にコーチの話を聞く部員達
同志社と近鉄の激しいＦＷ練習
さらに、今日の感想を全員が話し、花園に再び帰ってくることを誓って、解散しました。
近鉄ラグビー部の皆様！
本当にありがとうございました！！